富塚保之助の blog

リアリティーな歌を創作し歌い上げるヴォーカリスト。

祖父 保市

f:id:tomizukaband:20191116075709j:image

保助と一緒に北海道に移住した富塚一族は開拓民として働く事になるのだが、最終的に「炭焼き」を生業とする。

当時の燃料はまだまだ石油が一般的ではない。石炭か木炭である。

その木炭を焼く技術を身に付けた保助、その長男である保市一家は北海道の山奥を炭に適した木を求めて転々としたために保市の子どもたち(つまり私の父の兄弟たち)はそれぞれ生まれた場所が違う。

炭焼きをするためのいい木を求めて3ヶ月から半年サイクルで簡単な炭焼き小屋を作りそこに一家が住み、大人も子どもも総出で働く。木がなくなったらまた移り住む。

そのような遊牧民のような生活を大正から昭和の前半までしていた事になる。

流浪の民だったのであーる。