2019-08-22 太平洋 生まれてから15才の春まで海岸から家まで100メートルほどだったのでずっと波の音を聞きながら暮らしていた。 穏やかな日もあれば荒れて大きな波音の日もあった。 幼い頃はいつも浜辺で遊び、砂でトンネルや建物を作り貝殻を砂に並べた。 時には鯨が浜に打ち上げられてかわいそうだった。 海の向こうはアメリカだと地図で知って、いつか船に乗って行ってみたいと思ったものだ。 思っただけだけど。 太平洋は恵みを与えてくれるが津波や海難事故が起こる、やさしくて恐ろしいものであーる。