ものすごい昔、小学生の頃、十勝沖地震っていうのを経験した。
朝、学校にいて2時間目の授業中に震度5
の地震が来て、子供だから学校が揺れるのも避難するのも楽しいのだ。先生は顔をひきつらせて焦って避難誘導するのだが子供たちは普段の授業と違う事をするせいか楽しいのだ。しかもその後、臨時休校になったからなお楽しい。
そして夕方の食事中さらに強い震度6が来てさすがに家族全員家から脱出したのだが、何を考えたのか祖母が大揺れに揺れている家を手で支えていた。自分の手だけで家を守れるとでも思ったのだろうか。切羽つまると人間は面白い行動を取るものであーる。