現在のプロ野球人気を作った人である。
類い稀な野球センスと天真爛漫な明るさでプロ野球ファンに愛された背番号3。
当時の野球少年たちは3という番号にこだわり、銭湯の下駄箱の番号、プールのロッカーの番号を争って奪いあったほどだ。
打ってほしい場面では必ずヒットを打つ。三振しても絵になる。華麗な守備、時々トンネルしても長嶋だから許される。
少年たちはサードを守りたがる。いちばん上手い人がサードを守ると後々まで勘違いされていた。
逸話が数えきれなくある。笑い話も数えきれなくある。そんな長嶋さんが現役時代も監督時代も大好きだった。