アンネの日記
映画アンネの日記を見た。
1959年の作品、この時代の映画は時代背景が分かりにくいし映像機器も進んでいないのでほとんど見ない。のだがなぜか見てしまった。アンネの家族ともう一組の家族、一人の年配歯医者の8人で隠し部屋に潜伏する二年間をアンネの日記を元に回想するドキュメンタリータッチな作品だ。
ドイツ軍に見つかったら連行されて収容所で殺される。何も罪がないユダヤ人というだけなのに。不条理、なんというナチスの暴挙。
二年間まったく外に出られない生活、そして音をたてられない生活、私たちに耐えられるかどうか。
同じような事がウクライナの製鉄所の地下で大人数の避難が現在でもある。
人々はどんなくらしどんな気持ちだろうか。
平和を維持するのは本当に難しい。
平和主義が大多数でも少数の戦争がしたくてしょうがない特権階級の意思があれば戦争は起こる。起こってしまえばなかなか終わらない。
アンネフランクはたった15才で理不尽に逮捕され殺されてしまった。戦争さえなければ楽しい青春時代を過ごし恋愛をし、家庭を持ったかもしれない。
戦争だけは起こしてはだめだ。