千代の富士
1981年の初優勝は見事なものだった。
当時の私の仕事は川崎のとあるシーフードカクテルサルーンでの1ヶ月に6~8回のギター弾き語りだった。
だから時間はたっぷりあり相撲中継の幕内全取組をテレビで見ていた。
千代の富士はその小さい体格で大きな力士を破って快進撃を続けるのだ。
そして千秋楽に横綱北の湖を優勝決定戦で破り初優勝をするのだった。
いわゆるウルフフィーバーである。
弾き語りのギャラで細々と暮らしていた私にとってこの千代の富士の活躍は胸が踊る出来事だった。
この弾き語りの生活は1年ほどで終わったが、今思うとお客さんの前でギャラを頂いて歌った期間は間違いなく歌う力がついたような気がする。
千代の富士と関係ない話になったが、ま、いいか〰️。